【お願い!行かないで…】
この言葉は、私が看護師になってから何度も耳にしてきた言葉。
病院だけに関わらず、今働いている在宅看護でもたくさん経験してきました。
最近少し感染状況が下火になった今もコロナの影響で面会できないため、「最期のときを家族と過ごしたい」と病院ではなく、在宅に戻って自宅療養される方が激増しています。
そう、訪問看護も少しずつ逼迫した状況にあるのです。
お看取りさせていただくご利用者様は決してお年を召された方ばかりではありません。
私たちと同じような年代で、小さなお子様がいらっしゃるような方もまた、様々な病に苦しみ、若くして命を失う方も残念ながらいらっしゃいます。
私はどうしてもこの同年代の方のお看取りが苦手でした。
いえ、今も苦手です。
自分の家族と思いが被ってしまい、涙を堪えるのに必死でとても辛い。
「お母さん、行かないで」
その言葉は胸を締め付けられます。
ナースだって普通の人間ですから…
「自分だったらどうするだろう」
「家族を悲しませたくない」
そんな気持ちがいつまでも拭えないのです。
【もっと、こんな辛い思いをするまでに何とかならなかったの?】
と、いつもいつも強く強く思います。
病気には、様々な原因があります。
もちろん、その中には、先天的なものや防ぎようのない遺伝的なもの、難病なども。
でも私は人のストレスについて勉強を深めていく中で、今のストレス社会によってならなくても良い病気に陥っている方も
多くいらっしゃるのではと強く感じています。
病気だけに関わらず、悲しいかな、自ら命を断つ方も少なくありません。
最近の芸能界の悲しい事件もそのひとつ。。。
これもまた、何かしらのストレスの積み重ねによるものが大きな原因のひとつだと思います。
私は医師ではありません。
1看護師、1セラピストです。
だから、病気を治すことは出来ないけど、この病気や、辛い思いをする前にしっかりと正しいストレスケアをしてあげていれば・・・
もしかしたら、ならなくてもいい病気を予防できるお手伝いはできるんじゃないかって思うんです。
人のストレスは自分で自覚しているものはたったの5%と言われています。
それ以外の95%は知らず知らずのうちに心や体に溜め込んでしまい、あなたの原因不明の不調となって現れます。
@stress.reading
私は、私たちは、それを見つけ出し、私はナースセラピストとしてこれから先、たくさんの方のストレスケアをしていきたい。
だから、この職業を選んだのです。
1人でも大切な人、大切な家族に悲しい思いをさせない為に。
「お願い!行かないで」
と言わせないために。
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